液体物の持ち込み制限

2007年3月から、機内への液体物の持ち込みが制限されるようになりました。格安航空券でしょっちゅう海外に行っています!という方にとっては、もう常識かもしれませんが、「液体物」とはどういうものなのか、という基本のところからご説明したいと思います。
液体物とは?
「液体物」というと、飲料のようなものを思い浮かべると思いますが、実はかなり厳しい基準があり、水分を含むものはたいてい液体物として扱われます。
例えば・・・
・ジェル、ローション、ヘアワックス、クリーム、歯磨き粉、マスカラ
・修正液、万年筆のインク、水性絵の具、ライター
・プリン、バター、練りわさび、こんにゃく、みそ、漬物、缶詰
液体物を持ち込むには?
1) すべて100mL以下の容器に入れる
2) すべての容器をジッパー付きの透明プラスチック袋(縦横の合計40cm以内のサイズ)に入れる
上記の条件を満たせば、1人あたり1袋まで持ち込むことができます。
「これだけしか持っていけないなんて!」と思った方、ちょっと待ってくださいね。機内への持ち込みが1人あたり1袋まで、です。預け入れをすることは可能なのでご安心ください。(ただし、ライターは持ち込み可能/預け入れ不可です。)
薬や離乳食は?
喘息のスプレーや液体の薬、コンタクトレンズの保存液などの医薬品は袋に入れなくても持ち込めます。薬には、診断書や処方箋があると出国手続きの際に必要性を理解してもらえ、スムーズに進みます。
離乳食や赤ちゃん用のミルクといった幼児用食品も袋に入れなくても持ち込むことができます。検査時の申し出は必要になりますので、離乳食のパッケージは捨てずに持っておいた方が良いと思います。
飲み物は?
保安検査(出国手続き)の前に購入した飲み物は持ち込むことができません。保安検査(出国手続き)のあとに、自動販売機や免税店で購入したものであれば、持ち込むことができます。ただし、海外で乗り継ぎをする場合は、その国のルールによっては没収されてしまうことがあるので、各国のルールについては事前確認をしておくことがオススメです。